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栗鳥巣(クリトリス)が語る「スカトロ専門SMクラブ」

彼女曰く、「この日にインタビューしないと来月まで全く予定が空かない」と言われたので焦ってセッティングした僕。彼女関連の人から聞いていた情報では、今年の5月でセビアンを辞め、CUBEという所で仕事をしているという情報は事前に得ていた。僕はこのCUBEについて少し勉強不足で「スカトロ関連」ってコトまではわかっていたのだが、具体的な業務がわかったのがHPを見た彼女に会う前日だった。

「スカトロ専門SMクラブだって!」彼女が語るCUBEの情報は、「うん、結構いい身入りになってるよ。1本お客さんについて2万~3万円貰えるから。いつものパターンだと、店には夕方前に行って21時前後に電車飛び乗ってクタクタ状態で帰宅かな」

彼女が「スカドル」になったと言う話は聞いていたが、僕が考えていた以上にスカトロ業界は確立され進化している。彼女の所属している店は基本的にはSMスカトロクラブなのだが、通常のSM店よりも若干高い単価でスカトロのオプションが付くのが売りで、安いコースだと「クイック聖水」というのがあるそうだ。彼女は素直に面白おかしくウエット&メッシーの延長上でウンコプレイがいとも容易く出来る人で、かつ緊縛モデルや自縛に精通している。彼女にとっては「M女」は無くても、「M女的お仕事」を苦痛に感じないでパーフェクトにこなすスキルを持っている。彼女の口ぶりから推測すると、店に出れば必ず客に付き、お茶引いて帰ることはないのだろう。

彼女の学生時代は、中学高校6年一貫教育の私立で成績が落ちた時は、家庭教師をつけてくれたそうだ。私にも言えることかもしれないが、長期間精神的な調律を保ちながら、エロ業界で生きているマトモな脳味噌を持っている(もちろん変態でおかしいのは認めるが…)人間は育ちがイイ。彼女のユニットリーダーの栗戸理香嬢もそうだ。彼女のような人柄や何事にも頑張れる人になったルーツは、穏やかで好奇心を育む家庭環境のようだ。

この取材をしてから原稿に書き上げるまでの間、数ヶ月のタイムラグがあるので、今現在彼女が何をしているかが定かではない(舞台中心の生活をしているという確認だけは取れている)。もしかしたらもっとすごいコトに挑んでいるかも。

後日聞いた元同僚の内山沙千佳ちゃん(彼女もパフォーマー)の証言によると、「鳥ちゃんの場合はねー、最初は、ビデオで名前が知れていたから店長の方針で売りにしないで店に出ていたの。けど、店のお客さんの半分は純粋な指名客で、残り半分がビデオファンの人で彼女を探し当てて来店するマニア客。鳥ちゃんがお勤めした期間が短かったのも多少関係あると思うんですけど、瞬間的に大ブレイクしましたよ。彼女だけ集中的に…。ウチの店が潤ってるからではなく、彼女自体が人気あったんだよ。普通スカトロの仕事だけに、1日1本しかお客さん取れないんですが、短期間で客が回った彼女は異例ですよ」とのコト。

自分で自分の希少価値を過大評価しない彼女なので、インタビューというよりは僕と周囲の人の事情聴取から基づく原稿になってしまいそうだ。「ビデオについて尋ねると…」スカトロビデオをフリーランスの女優で出演していて、本番やカラミは一切ない彼女のお仕事事情は、「ギャラの相場? えっ、特にないけど一応の目安は乳輪出る仕事は1万円以上!」

つぅことは顔出しはNG無いのかよっ! って突っ込もうと思ったが、冷静に考えてみれば以前にお願いした仕事のコトを想い出して納得。実は過去に『別冊GON!』のカメラマンから「2~3万円で顔目線で素人ヌード系の撮影出来るコいない?」と頼まれた時、鳥ちゃんに頼んだことがある。当日撮影という急な仕事を引き受けてくれてタダでさえ感謝していたカメラマンと僕であった。夜に電話が掛かってきて、「おい、松本! 本当にありがとうよ! あんないいコ紹介してくれて。顔に目線いらねーっていうからそのまま撮ったよ」

当時はモデルでもない、セビアンの店員さんだったのにコンビニ誌(当時はまだ10万部以上刷っていたと思う)に平気で顔出ししてくれて僕としては大変驚いたもんだ。とにかく、彼女は自分が納得のいく範囲のコトなら何も動じないし、気にしない。近年の仕事について聞くと、

「1番良かったビデオのギャラは20万円くらいだったかな」ビックリだ。「随分ギャラいいねえ。それって充分企画単体扱いだよ」って言い返すと、彼女も納得した素振りでうんうん頷き、「やっぱりそれって、高待遇なんだよね。あたしのビデオ、都内のセルビデオショップのスカトロ部門で5週連続1位取ったらしく、スカトロキャンペーンギャルもやったよ」

よく売り出し中の単体AV女優の女の子がレンタルビデオ店で握手会するのは聞いたことあるけど、セルビデオ店で巻きグソの帽子被ったキャンギャルがやって来るなんて前代未聞だ。写真も見せてもらって、上品なレストランでの事情聴取だったが、大バカ笑いで足もバタつかせる程大受けしてしまった。「この人面白過ぎる…。」

「さて、この辺から鳥ちゃんの歴史を」そもそも最初にエロ業界に入ったきっかけは?という問いに彼女は、「16歳の頃『ワカタケ』っていうノイズバンドが好きでねえ。そのバンドに一緒に出演してパフォーマンスした。」

彼女が憧れたバンドは解り易く言うと筋肉少女帯のようなライブパフォーマンスがゲロ面白いバンドで、純粋におかしくて面白いパフォーマンスを一緒に出来るならば手段を選ばないという考えもあったようだ。“脱ぐ覚悟”というよりも“脱ぐと面白い”というコトらしい。僕.松本晶はそこまでの気持ちに達するまでに業界デビューしてから3年の月日を費やしたというのに、彼女は生まれ持った感性で某大学の学園祭で脱いだそうだ。彼女は続けて、

「ライブパフォーマンスでは、SM女王様の格好で卓球とか、17歳の時、某大学学園祭で脱いだりと面白かった。」そんな高校時代を送った彼女の次のステップは文化服装学院に3年間行き、その間に大人の玩具屋でバイトデビュー(セビアンの前にもう一軒勤めていたそうな)を果たす。

これからも、追いかけていきたい元気をもらえる女性で私の大事な友達だ。近々ストリップの舞台もあるそうなので、今度こそタイムラグを作らずに取材撮影を実行しようと思っている次第である。

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